ものづくりとは壊すこと


 

自分の言いたい事を
言葉に出来る人は言葉にすればいい

言葉にできない人が
絵を描いたり、服を作ったり
アートを作り出して
表現活動に自分の気持ちを託す

若いうちは練習を積み重ねるべき
個性など無いのだから
服だったら枚数を作れ

トレーニングするべきだ

最終的に、ものづくりとは何か
それを答えるならば
 

「物を作るという事は壊すこと」



今綺麗な物、流行りの物、
美しい物への反対意見を言う事だ

それが物の作り手の役目


これは
yohji yamaotoのデザイナー
山本耀司さんの言葉だ


最初はこれを聞いた時
どう言う意味なのかさっぱりだった

新しい物が理解されるのは
時間も掛かり難しい事だと思う

作り手の表現活動が
かなり大事なのだろう

yohji yamamotoの
ブランドコンセプトにもある
"世の中への反骨精神"

それを服に反映して表現し続ける
とても真似できない唯一無二のブランドだ


世間は彼のことを
「英雄だ、アーティストだ」と称える


だが、
彼は自分のことを

「ただの服屋です」

と答えた



痺れる。
世界の第一線で
活躍するデザイナーがそう答えるのだ

服を着て格好つけて歩ってるのが
とても惨めに感じてしまう

ものづくりの本質を見極めて
より深く考えていこうと思う


ではこの辺で


minato ha'r'ten

服作りしてます、お手柔らかに

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